きらくイメージ

きらくの施術は私が今まで見聞したり経験してきたものの中から、私自身が納得して安心して受けることができるものを取り入れております。私がこれまで数多くの方々の治療に携わって一番感じたのは心と身体は密接に結びついているということです。心の緊張が解けなければ身体の緊張も解れません。なのできらくではお客様が安心して施術を受けられることを第一に考えております。また世間では東洋医学や、西洋医学などとそれぞれ拘りがあるようですが、同じ生きた身体を扱うことに東洋も西洋も変わりはありません。きらくではこれからも流派や手技に囚われずお客様が安心して受けられる施術をご提供していきたいと思います。

はりについて

鍼針ではなくです。私たちが施術で使う医療用の鍼は、皆さんがよく想像されるような注射針や縫い針とは全く違うものです。私がよく使う鍼は髪の毛ぐらいの太さで、場所によっては刺したことに気付かない場合もあります。また鍼の太さや深さは症状によって違います。例えば皮膚の表面の緊張を取るときは細い鍼を浅く刺しますし、坐骨神経に刺激を与えるときは太めの鍼を深く刺したりもします。同じように刺激の量も症状や受ける人の感受性によって違います。指圧と同じで強ければいいということではないので決して無理に鍼をうったりは致しません。鍼は指圧よりも繊細で柔らかい刺激になるよう心がけております。
本数は症状や体格によって違いますが、肩や腰などの局所だけの場合は8本前後、全身だと20本以上使うこともあります。ただ深さと同じように感受性には個人差がございますので、お体の状態を確認しながら本数を減らしたり増やしたりして刺激の量を調節しております。鍼をうち終わったらそのままの状態でしばらくお待ちいただき皮膚や筋肉の緊張が解けるのを確認します。なお当院では衛生上安全な使い捨ての鍼を使用しています。ご安心ください。

温灸について

灸お灸は昔から「悪いことをしたらお灸を据える」という言葉もある通り「お灸=熱い」というイメージを持つ方が今も多いと思いますが、実際はほんのり温かみを感じるぐらいで消すことが多いです(八分灸といいます)。ただ肌の弱い方の中にははまれに火傷をされる方もおりますし、「熱い=怖い」と思われている方もいらっしゃると思います。そこで当院ではお灸の代わりに遠赤外線効果による温熱療法を用いております。心地よい温かさは心身をリラックスさせる効果もあります。是非、安心感のある温かさを感じてください。なお経験上、お灸は冷え性、生理痛、胃腸の虚弱、慢性関節炎などに効果的なようです。→温熱療法についてはこちらをご覧ください。

手技療法について

指圧

当院ではどのコースでも必ず「指圧整体」という指圧をベースにした手技療法を取り入れております。きらくの指圧整体は急激に刺激を加えて筋肉が緊張するのを防ぐ為、ゆっくりとしたペースで圧していき筋肉の緊張をゆるめていきます。圧の感じ方は人それぞれですので「痛気持ちいい」ぐらいを目安に確認しながら施術しております。力の加減は調節できますので痛かったり不快だったら遠慮なくお申し付けください。またコリの度合いによっては刺激の強弱が必要な場合もございます。その際は指だけでなく手の平(掌圧)や肘なども臨機応変に使うことにより、柔らかい圧から鋭い圧までコリ具合に応じた刺激を加えて施術しております。強い刺激を加える場合は事前に一声お掛けするようにしておりますのでご安心ください。
このように表面の緊張をゆるめつつ体の奥にあるコリの部位に持続的に圧を加え1本1本の筋肉の状態を確認しながら刺激量を調節しております。更に筋肉の緊張を十分にゆるめてからコリ固まって縮んでいた筋肉にストレッチを加えます。体がある程度ほぐれた状態で普段、自分ではなかなか伸ばせばない方向に負荷をかけ、筋肉が緩んだ状態を再現させることにより身体の正常な動きを取り戻します。ストレッチも指圧同様、可動域を確認しながら無理ない範囲で行っております。きらくでは基本的に指圧整体も緊張して固まった筋肉(筋繊維)の緊張をゆるめて伸ばすというストレッチの考えに基づいて施術しています。

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